鏡で顔をチェックする女性

ニキビとは何か?

ニキビ改善の方法を知るには、まずはニキビというものについて、知識を付けましょう。敵はいったい誰なのか。それを知るところから、戦い方を知ることが出来るようになるのです。

頬を指差す笑顔の女性

皮脂について

ニキビの原因は、毛穴に溜まる皮脂からアクネ菌が発生すること。「じゃあ皮脂などいらないのではないか?」というのは、ちょっとばかり暴論であると言えます。ここに、その説明をしましょう。

クリーム

洗顔と入浴

ニキビ改善は、まずは日常生活の中からやっていきましょう。顔と体を清潔に保つための日々の洗顔、入浴に気をつけるといったことから、実は改善への道はスタートしているのです。

頬を指さしOKと身振りする女性

自分で出来る肌ケア

女性の横顔

クリニックで改善

スベスベの肌へ

夕方に街を歩いていて、中学校や高校の前を通ると、掛け声をかけながらボールを追ったり、走ったりしている青少年の姿を見ることがあります。若々しい声を聞いて懐かしい気分になる人も多いでしょう。
彼らの頬にひかる汗とニキビにも、思いを馳せることがあるに違いありません。何しろ、自分も彼らと同じ顔をしていたのだし、同じように汗を流していたのですから。
とはいえ、そうやって学生たちの顔、彼らの声を純粋に「懐かしい」と思える人ばかりではないことを、私は知っています。
自分の顔を鏡で見た時、美しくて見とれてしまう、自分には欠点がないという人も居るかもしれません。しかし、中には自分の顔を手鏡で見て、ため息をついてしまう人もいるでしょう。もう青春時代は過ぎてしまったのに、「青春のシンボル」であったはずのニキビと、いまだにお付き合いを続けているという人は少なくないのです。

ニキビ改善。それは、青少年にとっての永遠の課題であると同時に、私たちオトナにとっても、一部の人には課題であり続けているのです。
「赤ちゃんのお肌のように」なんて贅沢は言わない、せめて赤いポツポツが目立たないスベスベの肌へ、どうにかして戻りたい……。そういう切なる希望を胸に抱いている人は、きっと多いでしょう。
そして、そんな人のために、ニキビ改善についていろいろ説明した本や、ウェブサイトなどがあり、実際にニキビ改善に役立つ製品が販売されていたり、改善するための施術が存在していたりするのです。
お肌のケア用品を使うことによって改善することが出来たり、クリニックの施術によって改善することが出来たりする、というわけなのです。

悩みの原因となっているニキビ、これからの人生も一緒に歩む必要はありません。
ニキビ改善に向けた一歩を踏み出すことで、きっと悩みとなっているニキビのないスベスベな肌を手に入れることができます。
そのために、ニキビに関する様々なことを知っていきましょう。

ニキビについて、医学的な呼び方は何かないかと探していたら、格好のものを見つけました。それは、「炎症性疾患」というものです。
つまり、ニキビとは皮膚上に出来た炎症。皮膚を組織している細胞などが傷ついてしまったことから、あのような状態になってしまうものなのです。
具体的には、この炎症を引き起こしているのは「アクネ菌」という名の細菌で、人の皮膚の表面近く、毛穴に発生する細菌として知られています。

青少年の頃、新陳代謝が活発だった頃、私たちの顔はすぐに健康的にテカテカに輝いたものでしたが、あれは皮脂という脂分が分泌されていたからです。
新陳代謝が健康的な皮脂の噴出に追いつかず、結果的に皮脂が毛穴に溜まってしまい、そこからアクネ菌が発生するというのが、青少年時代のニキビでした。
特に、顔で皮脂の噴出が盛んに行われていたので、少年たちの頬にニキビが出来やすかったのです。
新陳代謝のスピードと、皮脂の噴出のスピードのバランスが、青年期から中年期にかけておさまってくると、もう少年時代のようにアクネ菌がしょっちゅう皮膚に炎症を起こさせるようなことはなくなります。
私たちの肌は、そうやって平穏を迎えるはずなのです。

ただ、それにもかかわらず、オトナになってもニキビが出来続けてしまうという人がいます。顔だけではなく、首や肩、胸や背中といった部分にも出来るようになるところに特徴があります。
これらのニキビも、青春のシンボルのように、皮脂と新陳代謝の追いかけっこによるものなのでしょうか?
この「?」に対する答えは「NO」です。そうではありません。いわゆるオトナニキビは、原因は確かにアクネ菌によるものですが、理由は少年時代のそれとはちがっているのです。
例えば、オトナニキビの原因として挙げられるのは、皮膚の乾燥や新陳代謝のパワーの低下、ホルモンバランスが崩れたことなどです。

つまり、オトナになってからのニキビ改善は、これらの原因に対応するものであれば良いわけです。例えば、肌の乾燥が原因でニキビが出来てしまったという人のニキビ改善方法は、乾燥肌をケアすること。そういうふうに言えるのです。

人体を構成するものの中で、不必要なものはありません。
人がみな、この地球には欠かせない何かの役割を与えられているのと同じように、人の体を構成する臓器、器官、組織には、それぞれの役割があるのです。
例えば、「肥満のもと」として美容への意識が高い人に嫌われる傾向にある「脂肪」ですが、これは人が生きるためには欠くべからざる成分であると言えます。
脂肪とは脂のことで、人はこれを燃焼させることによってエネルギーを得ているのです。確かに、体に溜め込みすぎるのは健康によくありませんが、これがなければ私たちは日々の活力を発揮することが出来ないのです。

「ニキビ改善のために、体中の皮脂という皮脂を消し去ってしまったらいいのだ!」というのも、ちょっとばかり乱暴な説であると言わなければならないでしょう。
皮脂は、「脂」という言葉が入っていることからも分かるように脂肪の仲間ですが、脂肪が人間にとって不可欠な成分であったように、適度な皮脂は、体には欠かせないものなのです。
確かに、皮脂がたまることによってアクネ菌が誕生して、人の体にはニキビが出来ますが、だからと言ってすべての皮脂を敵に回すことは出来ません。
「ニキビ改善のために皮脂を消し去る」という行為が、逆に、ニキビを増やしてしまうことにもなりかねないという事実があることを、私たちは知るべきでしょう。

そもそも、皮脂が皮膚の表面に毛穴を通って出てくるのは何のためかというと、皮膚を守るためです。
皮膚の表面を触ると多少ベタベタした感じがあると思いますが、適度なベタベタ感というのは実は必要なのです。それは皮脂膜という皮膚の表面に出来るコーティングのようなもので、外から来る刺激から肌を守る役割を負っているのです。
外からくるバイキンなども、皮脂膜がガードしてくれるという側面があります。もし皮脂膜がなければ、それが原因で肌にバイキンがもぐりこみ、炎症を起こして、ニキビが出来てしまう可能性もあるのです。
そういうわけで、がむしゃらな洗顔などはニキビ改善のためにはむしろマイナスであるという話もあります。

必要な皮脂は残し、不要な皮脂だけを洗い流す、そんな洗顔を心がけていきましょう。お肌を優しく扱うことが、何よりのニキビ改善の方法なのです。

オトナニキビの特徴は、何と言っても、顔だけでなく体にも出来てしまうということ。
青少年のニキビは、オデコや頬が多かったのに、顎や首筋、肩、背、胸など出来る部位が下におりてくるのが特徴のひとつです。
したがって、ニキビ改善のためには、顔を洗うこと、そして体を洗うことが重要な役割を占めることになります。そして、洗顔と入浴の方法に気をつけ、ちょっとした工夫をするだけで、ニキビ改善を行うことが出来ると言われているのです。

例えば、一番大事なのは、何と言っても「優しく洗う」ということです。
顔や体をガシガシとこすりまくって、皮脂のすべてを洗い流してしまうと、顔と体をコーティングする「皮脂膜」がなくなってしまって、バイキンなどから無防備な体を作ってしまうことになります。
ガシガシ洗わず、優しく撫でるように洗うこと。これが、適度な清潔さを保つコツだといえるでしょう。

また、シャワーではなく浴槽に浸かって入浴するということも、ニキビ改善には欠かせない工夫です。
「忙しいから」「楽だから」とシャワーをつかって洗顔や入浴を済ませてしまう人も多いかもしれませんが、実はシャワーはニキビ改善にはあまりよろしくないものなのです。
例えば、洗顔。洗顔料を顔に塗り、シャワーに直接顔を当てて洗っている人も多いでしょうが、これはNGです。
というのも、シャワーの水圧というのは皮膚を根こそぎ取り去ってしまうパワーを持っていて、それほど水圧が激しいとは感じないものでも、実は皮脂を弾き飛ばしてしまっているのです。
洗顔するときには、お湯を手ですくって洗うというのが、やはり優しくて良いようです。

また、浴槽に浸かって入浴するということは、リラックス効果があります。浴槽に浸からなければストレスなどでホルモンバランスが崩れ、ニキビの原因になることもあります。
お風呂にゆっくりと浸かって疲れを癒やすということが、ニキビ改善の方法のひとつと言えるのです。

「化粧水」という単語を見たとき、「オトコっぽさ」を異常に誇示したがる青少年じゃなくても、ちょっとした抵抗感を覚えてしまうのは仕方のないことであると言えます。
男だから、化粧水は使わない。そんな気持ちで、この文章を読む人も多いでしょうが、ニキビ改善をしっかり考えたいのであれば、「化粧水」についても、しっかりと知っているべきでしょう。

男性の中には「化粧水」という名前だけで何だか決めつけてしまったような気分になって、あまりその中身について知らない人も多いようですが、化粧水とはファンデーションとは違います。
化粧水を塗っても、顔は白くありません。化粧水は、「化粧」という字が入っているものの、どちらかと言えば下地づくりのために使われるアイテムなのです。
その大きな役割は、化粧が乗りやすいように肌を作ること。具体的に言えば、保湿を行うことにあります。

「保湿」は、特にお肌の乾燥によってニキビが出来てしまう人に必要なことであり、そのためのケア用品として化粧水が存在しているのです。
お肌を保湿しなければならないのは、お肌に向かってくるさまざまな刺激性の成分への抵抗力を保つためでもあります。潤いとともに、紫外線などへの抵抗力が、お肌には付くのです。
つまり、化粧水は乾燥肌を助けるニキビ改善のアイテムであるというわけなのです。